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理工学研究科技術部が武岡台小学校で「おでかけ理科教室」を実施

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の112回目(今年度第10回)として、11月16日(火)に九州電力と共同で「おでかけ理科教室」を開催しました。
 
 この活動は、大学院理工学研究科と九州電力株式会社鹿児島支社広報グループとの協定(2017年2月1日)のもと、次世代層への理科の関心を高めるための科学実験やものづくり並びにエネルギー問題及び環境問題等に関する教育支援を通じて、地域社会の発展に貢献することを目的としています。
 
 今回は、技術部から職員5名が出向き、鹿児島市立武岡台小学校6年生36名の児童に対して、「発電体験」・「感電体験」(以上、九州電力が企画)と、「液体窒素でおもしろ実験」・「光の万華鏡づくり」・「巨大空気砲」(以上、本技術部が企画)を実施しました。なお、新型コロナウイルス対策として、窓を開放した体育館を使用して参加者は距離を取り、向かい合わずに実験やものづくりを行いました。
 
 「液体窒素でおもしろ実験」では、液体窒素に花を浸ける実験や風船を入れる実験を行い、その結果を観察するごとに歓声が上がりました。実際に液体窒素を使った実験を2名の児童に体験してもらい、科学実験の楽しさや不思議さを体感してもらいました。
 
 「光の万華鏡づくり」では、分光シートによる光の回折と干渉を利用した万華鏡を作製し、3色LEDライトを使って光の三原色と分光について学習しました。
 
 九州電力の企画では、エアロバイクを用いた発電体験や微弱電流による感電体験を実施し、発電の仕組みや電気の大切さ、電気の正しい知識などを学んでもらいました。
 
 最後に、「巨大空気砲」用いた空気の実験を行いました。空気砲から大きな渦輪が放たれると児童らからは歓声が上がり、実際に渦輪に触る体験をしてもらいました。また、スモークマシンの煙によって見えるようになった空気の動きをしっかりと観察していました。
 
 九州電力株式会社鹿児島支社広報グループと共同での「おでかけ理科教室」も、今年度で6年目(今回を入れて計14回実施)となります。今後も、双方の特色や知見を活かしてより効果的な授業ができるように、活動を続けていく予定です。

 

(写真左:液体窒素でおもしろ実験(液体窒素体験)の様子)
(写真右:光の万華鏡づくりの様子)
(写真下:巨大空気砲の様子)

 


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