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大学院理工学研究科技術部 鴨池小学校・武岡台小学校にて九州電力と共同で出前授業「おでかけ理科教室」を実施
大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の130回目、131回目(今年度第5回、第6回)として、11月11日(土)と11月16日(木)に九州電力と共同で出前授業「おでかけ理科教室」開催しました。
この活動は、大学院理工学研究科と九州電力株式会社鹿児島支社広報グループとの協定(2017年2月1日)のもと、次世代層への理科の関心を高めるための科学実験やものづくり並びにエネルギー問題及び環境問題等に関する教育支援を通じて、地域社会の発展に貢献することを目的としています。
今回は、技術部から職員6名が出向き、鹿児島市立鴨池小学校6年生82名と鹿児島市立武岡台小学校6年生41名の児童に対して、「発電体験」・「感電体験」(以上、九州電力が企画)と、「液体窒素でおもしろ実験」・「光の万華鏡づくり」・「巨大空気砲」(以上、本技術部が企画)を実施しました。
演示形式での「液体窒素でおもしろ実験」では、“液体窒素”や“ものの状態変化”について職員がスライドで説明をした後、実験を行いました。児童たちは真剣に説明を聞き、問いかけには個々の考えを述べながら、熱心に授業に参加する様子が見られました。実際に液体窒素を使った実験を代表児童に体験してもらい、科学実験の楽しさや不思議さを体感してもらいました。
ものづくりの「光の万華鏡づくり」では、分光シートを用いた万華鏡づくりを、職員が作り方を説明しながら行いました。完成した後、児童たちが照明を万華鏡で覗いてみると、「キラキラしてる!」と声をあげ、夢中になって観察していました。
また、九州電力の企画では、エアロバイクを用いた発電体験や微弱電流による感電体験を実施し、発電の仕組みや電気の大切さ、電気の正しい知識などを学んでもらいました。
最後に、「巨大空気砲」を用いて空気の動きの観察を行いました。巨大空気砲から放たれた空気が体育館後方まで輪になって進んでいくのを、目で追いながら興味深く観察していました。
九州電力株式会社鹿児島支社広報グループと共同での「おでかけ理科教室」も、今年度で8年目(今回を入れて計18回実施)となります。今後も、双方の特色や知見を活かしてより効果的な授業ができるように、活動を続けていく予定です。
(写真左:液体窒素でおもしろ実験の様子)
(写真右:光の万華鏡づくりの様子)
(写真下:巨大空気砲の様子)
鴨池小学校での様子
鴨池小学校での様子がKYT鹿児島読売テレビにて紹介されました。
武岡台小学校での様子