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大学院理工学研究科技術部 日置市立妙円寺小学校で出前授業「おでかけ実験隊」を実施

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の143回目(今年度第6回)として、令和6年9月26日(木)に出前授業「おでかけ実験隊」を開催しました。
 この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術への興味を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 今回は、技術部から職員6名が出向き、日置市立妙円寺小学校3年生3クラス84名の児童に対して、音に関するテーマ「音のフシギ」と「音であそぼう」を実施しました。
 前半の「音のフシギ」は前年度から新しく企画した演示形式のテーマで、音とは何か、音がどうして聞こえるのかを真空容器や音叉を使った実験で確かめました。また、オシロスコープを使い、音の三要素(「大きさ」、「高さ」、「音色」)について、マイクを通して波形を観察してもらい、どのような違いが現れるか、クイズ形式も交えながら予想してもらいました。
 後半の「音であそぼう」では、「オシロスコープであそぼう」「おんさで共鳴を聞こう」「糸電話であそぼう」「クラドニ図形をみよう」という4つのブースを設け、音に関する実験や遊びを体験しもらいました。
 音のテーマで出前授業を行うのは今回で二回目で、昨年度から当日に向け、装置や内容の改良を行ってきました。児童からのアンケートもおおむね好評で、もともと妙円寺小学校の児童の理科の興味関心が高かったこともあり、糸電話の糸を他の材料で作ってみてほしい、次は○○についての実験をしてほしい等具体的なコメントも多数いただきました。
 今後も科学実験や体験を通して、子どもたちに理科の面白さや楽しさを伝えていけるよう今後も活動していく予定です。
 
【新テーマ「音のフシギ」の詳細はこちら】
 
(写真左:演示「音のフシギ」)
(写真中:音叉の実験をする児童)
(写真右:糸電話で遊ぶ児童)