2019年度以前の入学者向け
海洋土木工学専攻
海洋土木工学専攻は、わが国ならびに鹿児島県の特性を考慮して、沿岸域から外洋域までの物理現象や物質循環過程の解明利用と開発、環境保全、防災に関する教育・研究と、陸域から沿岸域における土木構造物、海洋構造物建設のための調査・評価・設計・施工・維持管理・補修の教育・研究を行っています。
本専攻では、学部の土木工学、海洋学に関する基礎教育・専門教育を踏まえて、沿岸域から外洋域での「海」に対する理解をさらに深め、地球環境を総合的に把握し、環境保全と開発、防災などに供用される土木構造物や海洋構造物を建設するための調査・設計・施工・維持管理・補修、さらにはそれらの構造物の廃棄を含めた高度な知識や技術を修得することができます。
コースワーク
◎環境システム工学コース
沿岸域・外洋域での物理現象の解明、利用と開発、環境の保全、防災に重点をおいた教育研究を展開します。
◎建設システム工学コース
陸域から沿岸域までの土木構造物・海洋構造物の建設のための設計・施工・補修に重点をおいた教育研究を展開します。
カリキュラム
2分野の基礎的であるが、高度な内容を講義する「環境システム工学特論」と「建設システム工学特論」の授業を開設していて、いずれかの履修を義務づけています。これらの科目は、当該分野で学生が必ず修得すべき基礎的かつ総合的な内容となっています。