2019年度以前の入学者向け
化学生命・化学工学専攻
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化学生命・化学工学専攻

化学生命・化学工学専攻では、持続可能な社会を支える基幹技術の基盤となる物質科学や生命科学に関する研究を行っています。

本専攻は、高機能材料、新規物質創造、化学計測、環境工学、バイオミメティック素子、分子集合体、医薬・医療材料開発に関する研究が行われている応用化学及び生命工学のコースと、高機能性材料プロセッシング、反応・分離プロセス、資源循環プロセス、環境保全および改善、エネルギー有効利用デバイス、物質生産プロセス、バイオプロセスに関する研究が行われている化学工学コースから構成されています。

本専攻では、これらの研究を通して、基礎化学から産業の発展に直接寄与する革新技術の開発まで幅広く社会に貢献しています。

また、健康、安全、環境、材料、エネルギー、生命現象の理解などの諸科学における喫緊の課題に取り組み、実践を通して、基礎的研究から高度エンジニアリングまで一望できる研究者および技術者の養成を行っています。

コースワーク

◎応用化学コース

有用物質の創造、表面観察技術の開発、マイクロリアクターの開発、環境保全技術の開発などに優れた創造力・開発能力を有し、世界に情報発信できる能力を持つ人材を育成するための教育研究を展開します。

◎生命工学コース

創薬や疾病の診断治療、持続的社会を構築するバイオベースマテリアルなどを新たに生み出す開発力を養い、習得した知識や手法に基づいた発想や成果を、世界に発信できる能力を持つ人材を育成するための教育研究を展開します。

◎化学工学コース

「環境と調和した化学プロセスの開発」、「エネルギーなどの資源を有効利用するシステムの構築」及び「高度な機能をもつ材料の創製」の分野で将来活躍できる研究者・技術者を育成するための教育研究を展開します。

カリキュラム

◎応用化学コース

分子軌道論に基づいた有用物質の創造、材料表面観察技術の開発、新規機能物質の創成、クリーンエネルギー技術やそのための高度分析技術の開発に関する知識が修得可能となる講義体制をとっています。

◎生命工学コース

生体の恒常性やその仕組みの解明、疾病に対する創薬・ナノテクによる検査診断、バイオマテリアル開発に関する知識が修得可能となる講義体制を取っています。

◎化学工学コース

反応・分離・エネルギー伝達と変換・資源循環・機能性材料プロセッシングなどの各種プロセスおよびこれら要素プロセスを集合する高度なシステム工学に関する知識が修得可能となる講義体制をとっています。

教員一覧

各専門技術のスペシャリストたちが、学生の教育研究や諸課題の解決をサポート。