2019年度以前の入学者向け
数理情報科学専攻
数学の基本構造とその解析はもとより、広く理系、文系の諸科学との交流により多様化をみせている数理科学及びその関連分野、さらに情報科学・計算機科学の理論的な基礎などの教育研究を行います。
数学の基礎理論を深く理解するとともに、数理科学の発展に意味を与えている自然や社会の諸現象の数理的解析と計算機理論にも理解を持ち、かつ応用力のある人材の養成を目指しています。
コースワーク
◎数理構造コース
数学は自然科学の発展とそれがもたらす科学技術の進歩に不可欠な理論的基礎を与えています。
本コースでは、数学の理論体系に関する教育研究を行い、代数学、解析学、幾何学における数学構造の本質に関する教育研究を展開します。
◎現象数理コース
自然と社会に現れる諸現象の解析を視野に含め、数理科学の理論的側面と応用に関する教育研究を展開します。
◎情報数理コース
情報科学は近年の計算機の著しい発達に伴い、急速な発展を遂げています。
本コースでは、情報科学分野の数学的理論と応用に関する教育研究を展開します。
カリキュラム
学部教育内容よりも、さらに多岐にわたる専門性の高い教育研究活動を目指して、16単位の必修科目を開講しています。
「数理情報科学特論」は数理科学及び情報科学を幅広く学ぶために必要な、基礎的かつ総合的な内容となっています。
必修科目16単位の他に、指導教員と相談の上、「数理構造コース」・「現象数理コース」、「情報数理コース」の中からコース選択必修科目6単位以上を含めて合計30単位以上を履修する必要があります。