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大学院理工学研究科技術部 谷山小学校でプログラミング出前授業を実施

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の121回目(今年度第8回)として、11月16日(水)に出前授業「おでかけ実験隊」を開催しました。
 
 この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術への興味を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 
 今回は、技術部から職員9名が出向き、谷山小学校5年生4クラス135名の児童に対して、プログラミングテーマ「信号機のプログラムをつくろう」を実施しました。今回の出前授業においても、手指消毒、マスクの着用、換気のための窓開けなど、流行している新型コロナウィルスへの対策を徹底して開催しました。
 
 「信号機のプログラムをつくろう」は今年度から始まったプログラミングのテーマで、アーテックロボ2.0を使用し、歩行者用信号機のプログラムをつくってロボット本体のLEDを光らせるものです。授業では、まずプログラミングの基礎を教えた後、基本の信号機プログラムを一緒にプログラミングし、実際に動かしました。その後、自由時間を設けて基本の信号機プログラムを好きなように改造してもらいました。
 
 自由時間中の子どもたちは、信号機の光を七色にしてみたり、音を鳴らしてみたり、光センサーに挑戦してみたりと、意欲的にプログラミングを行っていました。授業後のアンケートでは、「もっとプログラミングをやってみたい」「説明がわかりやすかった」「プログラミングでゲームを作ってみたい」などの意見があり、プログラミングを楽しめたようでした。
 
 技術部としても初めて行うテーマだったため職員も緊張していましたが、多少準備に手間取ったものの、授業中の子どもたちは積極的にプログラムをつくり、工夫して楽しんでいたようで、有意義な出前授業にすることができました。今後とも子どもたちの体験の機会を増やすために活動を続けていく予定です。

(写真:信号機のプログラムをつくろう)
 


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