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大学院理工学研究科技術部 第141回地域連携活動 出前授業「おでかけ実験隊」を実施

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の141回目(今年度第2回)として、6月14日(金)に出前授業「おでかけ実験隊」を開催しました。
 この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術への興味を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 今回は、技術部から職員6名が出向き、向陽小学校6年生119人の児童に対して、科学実験「液体窒素でおもしろ実験」とものづくり「光の万華鏡」を実施しました。
 演示形式での「液体窒素でおもしろ実験」では、花や濡れた軍手を液体窒素に入れて温度の低さと凍結の原理、風船の収縮で温度と気体の体積の関係を理解してもらいました。それぞれ、どのような現象が起こるか児童に予想してもらったところ、大きな声があちこちから意見が出る様子から児童が強い興味を持って参加していることが窺えました。実験の最後に、児童自身で花を液体窒素に入れて、凍らせた花を手で粉々にする体験してもらい、児童それぞれの感想を述べてもらいました。
 ものづくり「光の万華鏡」では、職員が作り方を説明しながら進め、作製後は蛍光灯で自作した万華鏡を楽しそうに覗いたり、友達同士で見せ合ったりしている児童たちからは、ものづくりを体験して喜んでいる様子が見られました。
 今年で4年目の開催となった向陽小学校での出前授業ですが、我々にとっても「おでかけ実験隊」を通して児童と触れ合い、新しい学びと気づきを得る貴重なイベントとなりました。
 
(写真上:液体窒素でおもしろ実験)
(写真下:光の万華鏡)