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酵素を利用してナイロンをモノマーへと完全分解することに成功! ~これまで廃棄されていたナイロンをケミカルリサイクルする基盤技術となり得る成果~(博士後期課程 白石雄樹さん・化学プログラム 加藤太一郎准教授ら)
プラスチックの一種であるナイロンは、耐熱性・耐薬品性に優れており、衣類や自動車部品など我々の身の回りの様々な素材・製品に利用されています。しかし難分解性で生分解を受けないため使用後の環境負荷問題が顕在化しており、また効果的なリサイクル方法も確立されていません。
今回、理工学研究科の白石雄樹氏(博士後期課程学生)と加藤太一郎准教授(化学プログラム)を中心とする研究グループは、兵庫県立大学の根来誠司名誉教授と共同で、難分解性のナイロンを酵素(Nyl series)を利用して原料であるモノマーへと完全分解する方法を開発しました。 詳細はこちらをご覧ください。