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機械学習で天文学 -AI が観測データを解析する時代に-

 本学大学院理工学研究科修士二年 堂込天太、理工学域理学系教授 高桑繁久、九州共立大学経済学部 教授 島尻芳人らを中心とする研究チームは、国立天文台野辺山 45 m 電波望遠鏡およびハーシェル宇宙望遠鏡の観測データの関係を機械学習を用いて計算機に学習させることにより、45 m鏡の観測データからハーシェルの観測データを予言する手法を確立したとして、2月17日に、記者発表を行いました。

 これは、観測データが不足している場合でも、AIによるパターン学習を用いることにより不足したデータを再構できる可能性を示しています。

 機械学習は人工知能 (Artificial Intelligence: AI)の基幹機能の一つです。本研究は、必要なデータが不足していて従来は議論が不可能な場合でも、機械学習の手法を用いることにより、天体の性質を議論できる可能性を表しています。AIが天体観測のデータを解析し、天体の姿を明らかにしていく未来がすぐそこまで迫っています。

 本成果は2月10日付けでアメリカの天文学の専門雑誌「Astrophysical Journal」に掲載されました。

 

記者発表にて研究成果を説明する堂込さん 記者からの質疑応答に発言する島尻教授
写真左より 高桑教授 堂込さん 島尻教授

【掲載誌】Astrophysical Journal

【タイトル】Predicting Dust Temperature from Molecular Line Data Using Machine Learning

【著者】Tenta Dougome, Yoshito Shimajiri, Kazuya Saigo, Sanemichi Takahashi, Miyu Kido, Shu Ishibashi, & Shigehisa Takakuwa,

【DOI】https://doi.org/10.3847/1538-4357/ae2ec3