生命環境科学専攻の教育目標と３ポリシー

教育目標

• １）高度な思考力、探求心を持って、柔軟かつ創造的に産業を支える科学技術の進展に挑戦する能力を持つ人材の育成
• ２） 特定の分野において最先端の知識を習得し、機動的に学会・産業界に幅広く貢献できる活力ある人材の育成
• ３）自ら国際的に通用する研究を展開できる倫理的判断力を持つ人材の育成

入学者受入の方針（アドミッション・ポリシー）

１．求める人材像

• ア）生命環境科学の広範な専門分野に強い関心を持ち、新しい発見に意欲的に取り組む人
• イ）学際領域の学問展開に広い関心を持ち、新分野への取り組みに努力を惜しまない人
• ウ）自らグローバルな視点で国際的に通用する研究の展開を目指す人

２．入学前に身につけておいて欲しいこと

　生命環境科学の高度な専門的知識・技術及び外国語（英語）の高い知識・能力が必要となります。

３．入学者選抜の基本方針（一般選抜）

　口述試験を課すとともに、出身学校の成績、修士論文及び研究計画書等も踏まえ、教育目標に掲げる人材を育成する上で必要となる、本専攻の専門分野に関する高度な知識・能力、適性・意欲等を評価します。

教育課程編成･実施の方針（カリキュラム・ポリシー）

　グローバル社会で通用する科学・技術のリーダーとして、豊かな国際社会の実現に向けて科学・技術のフロンティアを開拓・牽引できる人材を育成するため、専攻が編成した学位プログラムを構成する教育課程において、以下のような方針による質の高い教育を実践します。

• （１）システム情報科学分野と他分野の知見を有機的に結びつけ、問題解決の手法、論理的な思考法、発展的課題の設定法、科学に関する倫理をより深く学ばせる教育を展開する
• （２）実践的な問題解決力を修得させるため、問題の本質・普遍性を見抜き、新たな課題を発見・探求する力、多面的な理解に必要な幅広い専門学力、倫理観を修得させる教育を展開する
• （３）それぞれの学生が高い見識と倫理観のもとに課題研究に積極的に取り組み、知の新たな方向性を先導する力を養成するための専門教育を実施する
• （４）プレゼンテーション能力および語学力をいっそう高めるため、研究成果の国内外の学会での発表および学術誌への投稿を通した教育を実施する
• （５）国際的に通用するリーダーシップを発揮する能力を修得させるため、自ら主体的に研究を展開する教育を実施する

学位授与の方針（ディプロマ・ポリシー）

　本研究科所定の期間在学し、各専攻にもうけた学位プログラムを計画的に履修し、所定の単位を修得し、研究指導を受け、かつ、本研究科が行う博士論文の審査及び試験に合格した者に、博士の学位を授与します。博士後期課程修了にあっては、次のような内容の学力基準に到達していることを評価します。

• （１）高い見識と倫理観のもとに様々な自然科学分野において、確かな専門学力に基づき実践的な問題を解決する能力を修得している。
• （２）高い見識と倫理観のもとに様々な自然科学分野において、確かな専門学力に基づき実践的な問題を解決する能力を修得している。
• （３）体系化された幅広く深い知識をもとに、知識基盤社会を科学技術の立場から支えることが自らの使命であることを自覚している。
• （４）科学の本質・普遍性を見抜き、新たな課題を発見・探求する力をもって様々な問題克服に寄与できる能力を身につけている。
• （５）高い倫理観を持って地域並びに国際社会の進展に通用するリーダーシップを発揮する力を身につけている。