理学専攻の教育目標と３ポリシー
教育目標
理学専攻は、数学及び自然科学の知識と研究経験を生かして、地域ならびに国際社会の発展に積極的に貢献する技術者、研究者、教育者など高度専門職業人を養成することを教育目標としています。
理学専攻における学位授与の方針（ディプロマ・ポリシー）
理学専攻では、以下に挙げる能力を身に付け、所定の単位のＧＰＡで修得し、修士論文の審査及び最終試験に合格した者に修士の学位を授与します。
- 地域並びに国際社会の様々な問題に対して、高い倫理観を持って、グローバルで長期的な視点から多面的・俯瞰的に考える能力
- 理学的視点からの調査力・分析力、課題発見能力
- 論理的思考に基づき、高度な専門知識・技術及び専門分野以外の幅広い知識を主体的に学修する能力
- 専門分野の知識・技術と専門分野以外の幅広い知識に基づく創造的で柔軟な発想力（シーズからの発想力）を有し、自律的で実践的な課題解決能力
- 地域並びに国際社会の発展に主体的・継続的に取り組むためのコミュニケーションを取ることができる能力
理学専攻における教育課程編成・実施の方針（カリキュラム・ポリシー）
広い視野をもち、グローバル社会で活躍できる人材を育成するため、理学専攻が編成した学位プログラムを構成する教育課程において、以下のような方針による質の高い教育を実践します。
- 進学から学位取得に至るまで系統性のある教育課程の編成
- 数学及び自然科学に関連した高度な専門知識を修得させるために、知の探索科目群を配置します。
- 数学及び自然科学以外の幅広い知識を修得させ、高い倫理感を養成させるために、大学院横断科目群を配置します。
- 自律的で実践的な問題解決力を修得させるために、実践力養成科目群及び知の探究科目群を配置します。
- 国際的に通用するコミュニケーション能力を修得させるために、語学関連科目群を配置します。
- 目的･目標に応じた方法による教育の実施
- 厳格な成績評価の実現
学位授与の方針に掲げる能力を育成するために、各科目の目的・目標に応じた方法による教育活動を行います。
各科目において教育・学修目標と評価基準を明確に示し、厳格な成績評価を行います。
理学専攻における入学者受入の方針（アドミッション・ポリシー）
１.求める人材像像
- 理学専攻の教育目標に共感し、それを実現できる基礎学力と意欲を持ち、科学的で合理的な思考ができ、コミュニケーション能力のある人
- 理学分野の諸課題に強い関心を持ち、強い探求心を持って諸課題にチャレンジする努力を惜しまない人
- 理学分野のさまざまな現象を解析するため、科学的かつ多面的な観察計画を立案し、それを論理的に解析する能力の研鑽を目指す人
- 専門知識を基礎に、多様な価値観や文化を大切にし、高い倫理観を持って地域並びに国際社会に貢献することを志す人
２.入学前に身につけておいて欲しいこと
学士としての知識・能力、理学専攻の専門的分野の知識・技術、及び外国語（英語）の能力が必要となります。ただし、他分野入学志願者特別選抜を志願する場合は、学士としての知識・能力、当該志願者の専門分野の知識・技術、及び外国語（英語）の能力が必要となります。
３.入学者選抜の基本方針
一般選抜では、口頭試問を含む面接を課すとともに、出身学校の成績及び志望理由書等も踏まえ、教育目標に掲げる人材を育成する上で必要となる知識・能力、適性・意欲等を評価します。
推薦特別選抜では、口頭試問を含む面接を課すとともに、出身学校の成績及び志望理由書等も踏まえ、教育目標に掲げる人材を育成する上で必要となる知識・能力、適性・意欲等を評価します。
他分野入学志願者特別選抜では、口頭試問を含む面接を課すとともに、出身学校の成績及び志望理由書等も踏まえ、教育目標に掲げる人材を育成する上で必要となる知識・能力、適性・意欲等を評価します。
社会人特別選抜では、口述試験を課すとともに、出身学校の成績及び業績（業務）報告書等も踏まえ、教育目標に掲げる人材を育成する上で必要となる知識・能力、適性・意欲等を評価します。
外国人留学生特別選抜では、口頭試問を含む面接を課すとともに、出身学校の成績及びその他の出願書類等も踏まえ、教育目標に掲げる人材を育成する上で必要となる知識・能力、外国語（英語及び日本語）の能力、適性・意欲等を評価します。