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理工学研究科技術部が中郡小学校で出前授業「おでかけ実験隊」を実施

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の105回目(今年度3回目)として、令和3年6月24日(木)に出前授業「おでかけ実験隊」を開催しました。
 
 この活動は、ミッションの再定義(工学分野)を基に、科学技術への興味を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 
 今回は、技術部から職員5名が出向き、中郡小学校6年生58人(2クラス)の児童に対して、ものづくり「光の万華鏡づくり」を実施しました。中郡小学校では、毎年、出前授業を実施していますが、今回は実施テーマを一つに減らし、手指消毒の徹底、マスク、換気、体調チェックシートの提出を行う等、新型コロナウィルスへの対策を行いました。
 
 「光の万華鏡づくり」では、職員がディスプレイでの説明スライドと大きな説明用の見本を使って、作り方を説明しながら進めました。完成後は、万華鏡を蛍光灯に向けて覗いて観察しました。お互いの万華鏡を見せ合ったり、楽しそうに覗いていた児童は「キラキラしてきれい」「虹色が見える!」と驚いた様子でした。最後に、3色LED実験装置(本技術部製作)を使って、光の三原色と分光シートについての学習をしました。実施後のアンケートには、「もっと違う実験も見たかった」「また、来てもらいたい」等、児童にも満足してもらえたようでした。
 
 この時期に毎年行っている中郡小学校での出前授業ですが、今年度も新型コロナウイルス感染症対策を徹底するとともに、小学校側と入念な事前打ち合わせを行い、出前授業を実施することができました。来年では、マスクを外して笑顔が見える状態で出前授業が実施できればと思います。コロナ禍で様々なことが制限されている中、大変有意義な活動となりました。

 
(写真左:「光の万華鏡づくり」の解説)
(写真右:製作の様子)
 


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