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大学院理工学研究科技術部 吉野東小学校で「おでかけ実験隊」を実施

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の119回目(今年度第6回)として、10月5日(水)に出前授業「おでかけ実験隊」を開催しました。
 
 この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術への興味を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 
 今回は、技術部から職員8名が出向き、吉野東小学校5年生170人(5クラス)の児童に対して、科学実験「液体窒素でおもしろ実験」を実施しました。
 
 「液体窒素でおもしろ実験」では、職員がスライドを使用しながら実験内容について説明しました。児童たちは、液体窒素で冷やされたゴムボールが、大きな音を立てて割れる様子や、液体窒素を入れたビニール袋が膨らんでいく様子、液体窒素で凍らせたバナナで釘が打てることも興味深く観察していました。授業の後半では、リクエストコーナーを設け、事前に児童に用意してもらったものを液体窒素に入れ、その変化を楽しんでもらいました。また、液体窒素で凍らせた花を児童に触ってもらう体験も行い、非日常な感覚を楽しんでもらいました。
 
 今年度もマスクやアルコール消毒を徹底する等、新型コロナウイルス感染症対策を行い、小学校からの協力も得て無事に出前授業を実施することができました。コロナ禍で様々なことが制限されている中、児童たちの喜ぶ姿を見ることができて大変有意義な活動となりました。

(写真:液体窒素でおもしろ実験の様子)
 


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