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大学院理工学研究科技術部 肝付町立国見小学校で出前授業「おでかけ実験隊」を実施

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の125回目(今年度第12回)として、2月15日(水)に出前授業「おでかけ実験隊」開催しました。
 
 この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術への興味を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 
 今回は、技術部から職員4名が出向き、肝付町立国見小学校5・6年生18名の児童に対して、科学実験「液体窒素でおもしろ実験」を実施しました。手指消毒、マスクの着用、換気のための窓開けなど、流行している新型コロナウィルスへの対策を徹底して開催しました。
 
 演示形式での「液体窒素でおもしろ実験」では、ディスプレイに資料を映しながら実験を進めました。児童たちは液体窒素に生花や軍手を入れる実験を行ったり、ゴム風船を使った実験では、液体窒素に入れた風船が縮んだり、元の大きさに戻る様子を興味深く見つめていました。実験を行うごとに児童に結果を予想してもらうと口々に自分の予想を述べるなど児童の強い関心を感じる実験になりました。
 
 また、授業後半では、児童たちに液体窒素に入れてみたいものを持ってきてもらい、どうなるかを観察してみようということで、観察・体験形式の授業を行いました。リンゴやミカン、醤油、野球ボールなどそれぞれが入れてみたいものを持ってきて、自分の予想した結果との違いなどに驚いていました。
 
 アンケート結果では、少し難しいと感じる児童が多かったものの、「またやってみたい」「次は鉛筆等を入れてみたい」「ゴムボールの実験が印象に残った」などの感想も多く、先生からの評判も良かったです。来年度以降はさらに改良し、より分かりやすい授業にしていきたいと考えています。
 
(写真:出前授業の様子)
 


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