稲盛和夫鹿児島大学名誉博士のご逝去について

本学工学部の卒業生で名誉博士の稲盛和夫京セラ株式会社名誉会長のご逝去の報に接し、深い哀悼の意を表します。

これまでの多大なるご厚情ならびに後進への温かいご支援、ご指導をいただきましたことに深く感謝申し上げますとともに、心からご冥福をお祈り申し上げます。

 

                                         令和4年8月30日

                                    理工学研究科長  山口 明伸

理工学研究科工学専攻化学工学プログラムの大学院生が「化学工学会九州支部第27回学生賞審査会」で学生賞を受賞

令和4年7月2日に福岡県北九州市で開催された化学工学会九州支部第27回学生賞審査会において、理工学研究科工学専攻化学工学プログラム博士前期課程2年の山下祐典さんが、化学工学会九州支部に所属する各大学より選抜された6件の口頭発表の中から優れた研究発表に授与される「学生賞(修士課程の部)」2件のうちの1件に選ばれました。

 

【著者】山下祐典

【講演題目】オートクレーブ滅菌により作製されるグルコン酸修飾キトサンヒドロゲルの開発と創傷被覆材への応用

 

 

【関連ページ】吉田・武井研究室ホームページ

理工学研究科工学専攻(海洋土木工学プログラム)の大学院生が令和3年度地盤工学会九州支部学生賞(優良学生賞)を受賞

理工学研究科工学専攻海洋土木工学プログラムの束元大介さん(博士前期2年)が、令和3年度地盤工学会九州支部学生賞(優良学生賞)を受賞しました。

 

受賞者は、粒子法の一種であるSPH法を斜面防災分野に適用した研究を行い、斜面崩壊形態に関するシミュレーション結果に関する妥当性検証法の独創性が高く評価されました。

発表内容は以下のとおりです。

 

【受賞者名】束元大介
【業績名】SPH法を用いた斜面崩壊シミュレーションによる斜面崩壊形態の妥当性に関する研究

 

理工学研究科大学院生らが「日本金属学会2022年春季(第170回)講演大会 第38回ポスターセッション」で「優秀ポスター賞」を受賞

2022年3月22日にオンラインで開催された「日本金属学会2022年春季(第170回)講演大会 第38回ポスターセッション」において、理工学研究科理学専攻物理・宇宙プログラム 博士前期課程2年の岩村和哉さんと高岡大晴さんがそれぞれ「優秀ポスター賞」を受賞しました。

「日本金属学会2022年春季(第170回)講演大会 第38回ポスターセッション」では計88件の発表が行われ、「優秀ポスター賞」17件のうちそれぞれ1件ずつに選ばれました。

 

発表内容は以下のとおりです。

 

[著  者] 岩村和哉、大谷友輔、石井靖、野澤和生
[講演題目] 酸素原子が吸着したPdZn(111)表面構造の第一原理計算
[著  者] 高岡大晴、三井好古、小山佳一、藤井伸平
[講演題目] Fe置換およびCu置換したMnCoGeにおける構造転移障壁の第一原理計算による評価

 


【写真左から 岩村和哉さん 高岡大晴さん】

大学院理工学研究科附属南西島弧地震火山観測所の設置について

南西島弧地震火山観測所は、これまで地震火山地域防災センターに属しておりましたが、組織改編に伴い、この春より「大学院理工学研究科附属南西島弧地震火山観測所」となりました。

これに伴い、4月1日、理学部1号館において中尾南西島弧地震火山観測所長が銘板設置を行いました。

 

本観測所は、九州南部から南西諸島北部域にかける地震火山観測研究の中心的な役割を果たしており、文部科学省等のプロジェクトを推進しています。本観測所における観測データは、気象庁等の関係機関に送信され、日本の地震火山活動状況の評価に役立てられているところです。

 

記念撮影

(左から:岡村副研究科長、中尾観測所長、山口研究科長、八木原准教授)

 

理工学研究科に寄附講座「街・海・宇宙からみるプラスチックごみ監視システム研究講座」が設置されました

本寄附講座は、木村真也氏(株式会社JMDC設立者)による総額1億円の寄付金によって設置されるもので、海洋プラスチックごみの可視化システムを社会実装することを目的としています。

設置期間は、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間です。

 

講座責任者は加古真一郎准教授(海洋土木工学プログラム)が務め、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)とも連携した研究体制を敷いています。

 

海岸や市中等のプラスチックごみの常時監視とビッグデータ化の実現には、技術的視点だけでなく、社会的視点からのアプローチが不可欠ですが、本講座で開発する海洋プラスチックごみの可視化システムの社会実装により、社会に対する強力なメッセージを配信し、大きなムーブメントに発展することが期待されています。

 

3月30日、木村真也氏(株式会社JMDC設立者、Sea Forest Circulation代表)が本研究科に来訪されました。

 

 

 

 

海洋土木工学棟に設置された寄附講座の看板の前での記念写真
(左から木下工学部長、木村真也氏、加古准教授、山口理工学研究科長)

木村氏に、今回の寄附に至る経緯や、今後の展開への期待などを伺いました

機械工学プログラム片野田教授が鹿児島ロケット3号機の発射に向けた安全教育を実施

3月3日、稲盛会館会場とオンライン(Zoom)にて報道機関向け小型ハイブリッドロケット(鹿児島ロケット3号機・ユピテル号)打上げ実験に関する安全教育を実施し、併せて機体とペイロードを公開しました。

詳細につきましてはこちらをご覧ください

 

公開された【鹿児島ロケット3号機ユピテル号】

打上げやインターネット中継に係る情報発信は以下の通り行います。
3月11日までこちら外部リンク ( 地域コトづくりセンターHP )
3月12日以降こちら外部リンク ( Team KROX 公式ツイッター )
youtubu LIVE配信はこちら外部リンク (肝付町観光協会)

 

大学院理工学研究科技術部の平野舟一郎技術専門職員が「令和3年度地震火山災害予防賞」を受賞しました

 大学院理工学研究科技術部(地震火山地域防災センター附属南西島弧地震火山観測所勤務)の平野舟一郎技術専門職員が 「令和3年度地震火山災害予防賞」を受賞しました。

 

 地震火山災害予防賞は、地震・火山の観測または研究およびその災害の予防軽減において、技術的側面で顕著な功績のあった者に授与されるものです。これは財団法人震災予防協会の解散にあたって、同協会が行ってきた表彰を引き継ぐものとして、東京大学地震研究所が平成22年度より始めたものです。

 

受賞対象は以下の通りです。

南西島弧地震火山観測所の九州南部-南西諸島北部域における地震・地殻変動観測への多年にわたる貢献・技術支援

 

 尚、授賞式は令和4年2月4日に東京大学地震研究所職員研修会(オンライン開催)の際に行なわれました。

 

※地震火山災害予防賞について(東京大学地震研究所ホームページより)

 https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/saigaiyoboushow/

 

平野舟一郎技術専門職員
(観測所屋上にて撮影)

 

表彰状

情報・生体工学プログラムの学生らが「第74回電気・情報関係学会九州支部連合大会」で情報処理学会九州支部奨励賞を受賞

2021年9月24日から2021年09月25日にオンラインで開催された「第74回電気・情報関係学会九州支部連合大会」において、情報・生体工学プログラム4年の川原弘暉さんが「情報処理学会九州支部奨励賞」6件のうちの1件に選ばれました。

 

【著者】川原弘暉, 小田謙太郎, 古屋保, 佐藤豊彦, 森邦彦
【講演題目】放物面鏡対を利用した全方位立体像の再生

 

理工学域工学系加古真一郎准教授の研究が異能vationにノミネートされました

理工学域工学系(海洋土木工学プログラム)の加古真一郎准教授の「ドローンとAIを用いた海岸漂着プラスチックごみ定量化手法の構築」に関する研究が、総務省が実施している2021度異能vation「ジェネレーションアワード部門」にノミネートされました。

異能vationプログラムは、ICT分野において破壊的な地球規模の価値創造を生み出すために、大いなる可能性がある奇想天外でアンビシャスな技術課題への挑戦を支援しているプログラムです。

20,269件の応募があり、加古真一郎准教授の研究はその中からノミネートされました。